韓国の道端で売っている庶民的お菓子といえば、今回紹介する「ホットク(호떡)」です。今は日本でも、東京の新大久保などのコリアタウンで食べる定番のお菓子のようですね。
今回の記事では、韓国のホットクとはどんな食べ物かについてまとめてみました。
韓国ではどこでホットクを食べるのか、そしてホットクを家で作るための市販のホットク材料もざくっと紹介します。最後に、ホットクに派生したさまざまな商品も紹介しています!
【目次】
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韓国の「ホットク」ってどんなもの?
「ホットク(호떡)」は、韓国の屋台で売っている定番の甘いお菓子です。日本での「たい焼き」みたいな位置づけにある食べ物ではないかと思います。ホットクは、小麦粉ともち米粉を混ぜた生地に、中身として黒砂糖とシナモンパウダーとナッツ類を中に入れて薄く丸く伸ばしてから、たくさんの油で焼いて作ります。その出来上がりは舌をやけどするくらいに熱々ですので、冬によく食べられています。
今は、日本の新大久保のお店などでも様々なホットクが売られていますので、日本でのホットクの認知度は昔より高くなっているようですね。
この韓国語の「ホットク」という名称は、もともとは「ホ(胡)」と「トク(餅)」が合わさった言葉です。「胡」は中国の北西方の民族のことで、たとえばモンゴルでもホットクに似た食べ物が食事用として食されているといいます。
そんなホットクは、一説では19世紀の終わりごろ、清の商人によって朝鮮半島に入ってきました。今では、韓国の各地で見られる庶民の食べ物になっています。
韓国でホットクはどこで食べられる? ホットク専門店は?
韓国では道端の屋台でホットクが売られていますが、ほとんどは個人の屋台主が作って売っています。私も街中で屋台を見かけたら食べる感じで、だいたいはオーソドックなホットクが売られています。韓国でホットクの大規模な全国チェーン店はありませんが、専門店もあるにはあります。たとえば「ホットクタン(호떡당)」というお店は、ソウルにもいくつか店舗があるようです。ホットク専門店では、さまざまな種類のホットクが売られていて、見つけたらラッキーですので、ぜひ食べてみてください!
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家でホットクをつくる~韓国の市販ホットク製品は?~
韓国でホットクを家で作るために、ホットクの材料セットとしてホットクミックス(호떡믹스)も市販されています。三養社、オットゥギ、CJ第一製糖などの食品メーカーの商品があり、韓国のマートであればだいたい売られています。最近は、日本でも韓国食材を扱う店で、ホットクミックスが買えるようですね。
ホットクのバリュエーションを探せ!!
ホットクは韓国では庶民の食べ物で、さまざまな派生商品が出ていますので、ざくっと紹介します!釜山シアホットク(씨앗 호떡)
「シアホットク」は種ホットクという意味で、釜山の名物です。カボチャの種、ひまわりの種、ピーナッツなどが中に入っています。きな粉ホットク(인절미 호떡)
きな粉がかかったホットクで、インジョルミホットクといいます。インジョルミ(인절미)は、韓国のきな粉もちのこと。チョコホットク(초코 호떡)
チョコレート入りのホットクです。チャプチェホットク(잡채 호떡)
チャプチェは韓国の春雨料理で、甘くないホットクです。(原本へのリンク)
ホットクパン
ホットクに似せたパンも袋入りで売られています。ホットクアイス
「蜜ホットク(꿀호떡)」という名前で、市販のアイスクリームが売られています。味は、はちみつ入りの最中アイスかも知れませんが…。ホットク菓子
ホットクは身近な食べ物ですから、お菓子になっています。以下は、「しんちゃん(신짱)」というお菓子のホットク味です。ブログランキングに参加中です!
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