韓国の街中を歩いていると、韓国のり巻き(キンパッ/김밥)のお店をよく見かけます。そうしたお店に入ると、とんかつや麺類、チゲや御飯ものなどの定番メニューもそろっていることがほとんどです。
今回の記事では、韓国のキンパ専門店で食べてみたいという方のために、メニューや注文方法とともに、代表的なキンパのフランチャイズ店もいくつか紹介いたします!
【目次】
(原本へのリンク)
韓国のキンパ専門店(粉食店)はこんな感じ!
韓国のり巻きである「キンパ/김밥」は、韓国で安くて気軽に食べられる国民的な食べ物で、韓国のお店で、コンビニで、そして家でもよく食べられています。キンパを食べられる軽食店が韓国のあちこちにあり、韓国語では粉食店(プンシクチム/분식점)とも呼ばれ、「キンパ天国」など、その店名からキンパのお店だとわかるフランチャイズ店がたくさんあります。
こうしたキンパ専門店は、1997年末のIMF危機の後に出現し、2000年前後から店舗数が急増しました。
店内でさっと注文し気軽に食べられるので、一人でも少人数でも、お店に入りやすいです。韓国では街通りでキンパの看板をよく目にするので、小腹が空いたときなどは、フラっと立ち寄って食べてみてもよいと思います!
ソウル市明洞付近のキンパのお店
キンパ専門店(粉食店)のメニューや注文方法は?
キンパ専門店(粉食店)では、さまざまな具材の入ったキンパが売られていますが、それ以外にも、麺類やご飯物など、数多くのメニューが売られています。以前はメニューを見ながら店員に直接注文しましたが、最近ではセルフ注文・決済が可能なキオスク端末が導入されているお店も多くなっています。
ほとんどのメニューはテイクアウトの注文をすることも可能です。
また、飲み水やキムチ、タクアン、その他のおかず類は、セルフサービスになっていることが多いです。
▶キンパ専門店(粉食店)の主なメニュー
お店のメニューは、チェーン店の種類によりそれぞれ特徴がありますが、どのお店も扱われている商品は似通っています。よくあるメニューは、以下のとおりです。- 各種の韓国のり巻き「キンパッ(김밥)」
- とんかつ
- 麺類(うどん、韓国冷麺、韓国ラーメン、ククスなど)
- 飯類(ビビンバ、韓国チャーハン,、オムライスなど)
- 餅類(トッポギ、トックク)
- 韓国餃子マンドゥ
- 汁物(キムチチゲ、テンジャンチゲ、スンドゥブチゲなど)
元祖ともいえる「キンパ天国(김밥천국/キンパッチョングッ)」
韓国で最も有名なキンパ専門店(粉食店)の看板は、何といっても「キンパ天国(김밥천국/キンパチョング)」でしょう。もともとユ・インチョル(유인철)氏が1995年に仁川市に出したお店が元祖でしたが、「キンパ天国」という商標権を取得できなかったため、その後「キンパ天国」という看板を掲げたお店が乱立しました。現在は、4・5のフランチャイズの会社が「キンパ天国」という看板を使って、お店を出しているようです。
ユ氏が創業した「キンパ天国」は、ジョンダムン(정다믄)という会社により運営され、もっとも店舗数が多くなっています(参考:会社の韓国語サイト)
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そのほかのキンパ専門店
キムガネ(김가네)
キムパのフランチャイズ店トップ3の1つであり、お店の名前は「キムさん家の店」という意味です(参考:会社のサイト)。ゴボンミンキンパ人(고봉민김밥인)
キムパのフランチャイズ店トップ3の1つであり、「ゴ・ボンミン」は社長の奥さんの名前だそうです(参考:会社のサイト)。キンパナラ(김밥나라)
「キムパの国」という意味のお店で、キンパ天国と雰囲気が似ています。金先生(김선생)
店舗数は少なくなりますが、時々見かけるお店です(参考:会社のサイト)。ジョンノキンパ(종로김밥)
ソウル市の鐘路(ジョンノ)2街の第1号店(1994年)が発祥のお店です。こちらのチェーン店もたまに見かけます(参考:会社のサイト)。ブログランキングに参加中です!
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