韓国のチャメ(참외)は、甘さ控えめで地味ながらも、韓国で不動の支持層がいる夏の定番フルーツです。

ただ、外のお店でチャメを食べることはほとんどなく、韓国のスーパーなどで買ってきて、家で食べることがほとんどです。

韓国に何度も足を運んでいる方は、一度食べてみたい!と思ったりするのではないでしょうか。

今回の記事では、韓国のチャメを食べてみたい方のために、このフルーツと、その食べ方や買い方についてざっくり紹介します!


참외
(原本へのリンク)


韓国の「チャメ」ってどんなもの?

韓国語で「チャメ(참외)」と呼ばれる果物は、日本語では「マクワウリ」と言って、かつては日本でもよく食べられていました。しかし、その後の高度成長の波に乗って、日本で甘いメロンが流通するようになると、マクワウリは市場から徐々に姿を消していきました。

今では韓国でも、多種多様な魅力的なフルーツが市場に流通しているのは日本と同様です。しかし、その中に混じって、鮮やかな黄色の光を放つ「チャメ」もよく見かけます。韓国では、今でもチャメを買い求める不動のリピータ層がいるわけです。

チャメは、甘さ控えめでサッパリとした庶民の味で、そのシャキシャキした食感は梨を少し固めにした感じです。口に入れると地味ながらも独立心旺盛な存在感を主張するフルーツで、チャメがスイーツの中に一材料として入っていることは、ほとんどありません。通常、チャメは、そのままナイフで切って食べるもので、外のお店で買ってきて韓国の家の中でよく食べられています。

韓国でチャメは春先から売られ、その旬は夏(6月~8月)です。産地は慶尚北道の星州郡(ソンジュぐん)が有名です。夏バテ予防に良いと言われていますよ。


星州郡キャラクター「チャンビョリ(참별이)」
성주참외

「チャメ」はどこで売っている?

チャメは、韓国のスーパー(マート)のフルーツコーナで売られているほか、伝統市場の通りにある店や、果物屋なんかでもよく売られています。

果物を積んだトラックが道端に止まっていて、そこで売られていることもあります。


「チャメ」の食べ方は?

チャメは、黄色の外皮をむいてから、ナイフで切って食べます。切り方は輪切りでも縦切りでもOKです。冷蔵庫で冷やして食べるのが美味しいでしょう。

チャメの中にメロンのようにがありますが、柔らかく食べても口に残らならないので、甘さのあるワタと種ごと食べるのがお勧めです! もし苦手な方は種の部分は捨ててしまっても良いでしょう。

なお、チャメを皮ごと食べることもできるようですが、特に美味しいわけではありませんので、お勧めはしません^^;

잘린잠외
(原本へのリンク)

「チャメ」は日本に持ち込める?

日本から韓国に観光に来た方は、チャメを韓国で食べようと思っても、なかなかホテルなどでカットまでして食べるわけにもいかないと思います。

そこで、韓国で買ったチャメを日本に持ち込めるか?についてですが、日本の空港で検疫を受ければ、比較的簡単に日本に持ち込めるようです。

ただ、必ず検疫にパスするという保証された情報はないようですので(参考:植物防疫所)、日本に持ち帰るときには自己責任ということで…。


日本で「チャメ」を買うには?

日本に住んでいながらチャメを食べたいという方は、わざわざ韓国で買わずに、日本で買って食べるのが手っ取り早いです。

ネットで「マクワウリ」や「チャメ」を検索してみると、ほとんど韓国産のチャメが検索されます。韓国で買うより割高にはなりますが、通販で買って食べるのが最も簡単です。

その他、日本のコストコや、新大久保や鶴橋などのコリアンタウンでも韓国産のチャメを買えることがあるようです。

チャメを食べると、韓国のことを一層知った気になれますよ!







ブログランキングに参加中です!
↓のリンクを1日1回ポチっと応援して頂けると、ランキングに反映され嬉しいです。


にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へ
にほんブログ村