韓国で中華料理といえば、やはり韓国版ジャージャー麺である「チャジャンミョン(짜장면)」がまず思い浮かびます。
韓国の中華料理店を代表する定番メニューで、その韓国独特の外観や味は、中華料理と言うよりも中国風韓国料理と言った方が正しいかもしれません!
今回の記事では、韓国のチャジャンミョンを食べてみたい方、または何気なく食べている方に役立つ、いくつか小ネタをご紹介したいと思います。
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韓国の「チャジャンミョン」ってどんなもの?どんな味?
韓国の中華料理店で、麺料理として人気を二分する2大メニューが、真っ赤な激辛スープ麺である「チャンポン(짱뽕)」と、スープなし混ぜ麺「チャジャンミョン(짜장면)」です。もともと漢字では「炸醤麺」と書き、日本では「ジャージャー麺」として知られていますが、韓国語では単にハングルで書いて「チャジャンミョン(짱장면)」と呼ばれています。
この麺にかかっているブラックなソースに、最初見たときは私も驚きましたが、韓国では非常にありふれた料理です。本来の中国での味付けが韓国人好みに進化したもので、そのソースはチュンジャン(春醤/춘장)と呼ばれる黒味噌を使用しています。細かく切った豚肉やたまねぎも一緒に入ったソースです。
韓国では中華料理店で食べるほか、デリバリ注文して家でよく食べられています。韓国ドラマでも、お店で、家で、職場などで、チャジャンミョンを食べるシーンが良く出てきます。
韓国の国民食と言われるほどなので、まだ食べていな方はぜひ食べてみたい一品です。韓国のコンビニなどでは、いろいろな種類の即席チャジャンミョン麺も売られています!
チュンジャン(春醤/춘장)
中華料理店でチャジャンミョンを食べる流儀!?
韓国の中華料理店では、どのお店でも基本メニューとしてチャジャンミョンが売られています。つまり、中華料理店の看板メニューといえるため、お店にとってチャジャンミョンの味は非常に重要です。チャジャンミョンは単純な料理のようにも見えますが、お店により味に当たりはずれがあります。せっかくチャジャンミョンを食べるのであれば、美味しいお店に行きたいものです。
調理されたソースや具材の違いにより、チャジャンミョンには、いくつかバリュエーションがありますが、いずれも味は似ているので食べたい品を注文したらよいと思います。
- チャジャンミョン(짜장면):基本形のチャジャンミョン
- サムソンチャジャン(삼선짜장):エビ、イカなどの海鮮具材が入っている
- カンチャジャン(간짜장):ソースを片栗粉と水を入れず炒めて作るタイプ
- ユニチャジャン(유니짜장):ひき肉などの細かな具材を使ったもの
- チェンバンチャジャン(쟁반짜장):麺とソースを混ぜ炒めて大皿出てくるタイプ
麺とソースは別々に出てくることが多いので、この場合、よく混ぜ合わせてから食べます。定番の付け合わせには、タクワン、生タマネギ、キムチなどがよく出てきます。汁物として、チャンポンの辛いスープが一緒に出てくることもあります。
それから韓国では「チャジャンミョン」と「チャンポン」の両方を食べたい人がよくいます。このため、この2つが半分ずつ出てくる「バンバン(반반)」というメニューがあったりします。両方食べたい時にお勧めです!
欲張りな方は「バンバン」を!
(原本はこちら)
市販の即席チャジャンミョンなら簡単に食べられる!
家で本格的なチャジャンミョンを作って食べている人はあまり見ませんが、チャジャンミョンの即席麺(カップ麺・袋麺)や冷凍食品であれば、韓国のスーパーやコンビニで買って簡単に作って食べることができます。チャジャンミョンの即席麺は、中華料理店のチャジャンミョンとは違う食べ物!?かもしれませんが、これはこれで美味しいです。最近はかなりいろいろな商品が乱立しており、目新しいものを見つけて日本へのお土産にもなると思います。
- チャパゲティ(짜파게티)、農心
- チャワン(짜왕)、農心
- ジンチャジャン(진짜장)、オットゥギ
- チャシュレン(짜슐랭)、オットゥギ
- チャチャロニ(짜짜로니)、三養
- ロースティング チャジャンミョン(로스팅 짜장)、プルムウォン
最近は韓国のスーパーなどで、冷凍食品として、かなり本格派のチャジャンミョンも売られています。値段は思ったより高めですが、そこらの中華料理店よりも美味しかったりしますので、韓国で住んでいる方なら冷凍食品のチャジャンミョンもお勧めです!
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