スンデ(순대)は韓国式ソーセージとも呼ばれ、韓国ならではの屋台料理ですが、その味や見た目から食べたことのない方も多いかもしれません。
今回の記事では、韓国のスンデを食べてみよう!と思う方のために、スンデとはどんなものかといったことや、スンデの食べ方や韓国のお店での注文の仕方をご紹介します。
単品のスンデも良いですが、個人的にはスンデグクを一度食べてみることをお勧めします!
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韓国の「スンデ」とは?どんな材料?どんな味?
スンデは韓国語で「순대」と書き、韓国式ソーセージと呼ばれることもあります。韓国の粉食(軽食)の屋台や専門店で立ち食いやテイクアウトもでき、韓国庶民の愛するB級グルメといえます。その見た目はダークで少し不気味ですが、豚の腸の皮の中に、春雨(「唐麺/タンミョン」という)、もち米や雑穀、刻んだ野菜、そして豚の血などの材料を入れて蒸したものです。食感はモチモチ・プリプリとしていて、少し塩味が感じられる薄めの味です。
スンデは朝鮮時代にも腸詰めとして食べられていたといいますが、現在のような春雨スンデは1970年代に食されるようになりました。
韓国の粉食(軽食)の屋台
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スンデの見た目や味には少しクセがあるので、韓国人でも好き嫌いが分かれ、食べない人もいます。韓国に何度も足を運んでいる方は、是非一度トライしてみたらいかがかと思います。
ただ一人分は少し多めなので、二人以上でシェアして食べた方が良いかもしれません。
スンデは、炒め料理や汁料理の具材として入ることもあります。特に、専門店で食べられるのでスンデグクは、汁料理で一推しです!
日本でも、韓国料理屋や、東京の新大久保や大阪の鶴橋などに行けばスンデが食べられるているようね。
スンデはどこで食べられる?
韓国では、街中を歩いていると、トッポギやおでんを売っている粉食(軽食)の屋台や専門店がよくあり、スンデも一緒に売っていることがあります。韓国のスーパーやコンビニでも、その味は落ちると思いますがスンデが売っています。たとえばイーマートにはスンデがラップで包装されて売っていますし、コンビニには電子レンジで温めるタイプのものが市販品が売っています。
Naver地図で、スンデ(「순대」)と検索すると、地図と一緒にお店の位置が表示されます。それらの粉食やトッポギの店に行けばスンデが食べられますし、その他に、スンデグクのお店なんかが街中にもよくあります!
ソウルの明洞のスンデ店
スンデの食べ方!注文の仕方!
粉食(軽食)の屋台や専門店では、スンデを扱っていれば、その店内または立ち食いで食べるか、またはテイクアウトすることができます。スンデは、そのまま食べてもいいですし、胡椒や唐辛子粉が入った塩が一緒に出てきますので、それにつけて食べます。
多くのお店にはトッポギも売られていますので、韓国ではトッポギと一緒に食べる人が多いです。トッポギの甘辛ダレにつけてスンデを食べるのが、韓国流といえますね。
それから!!スンデには付属物(부속물)といって豚の内臓部位を一緒に注文することもできます。その見た目はちょっとアレですが、志ある方(笑)は、ぜひトライしてみましょう!
- レバー(간)
- 胃(오소리감투)
- 肺(허파)
- ハツ(염통)
- 肋軟骨(오도독뼈/오돌뼈)
- のど軟骨(울대)
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《役立つ韓国語表現》
スンデを一人分ください 순대 일인분 주세요.スンデ付属物を混ぜてください 순대 부속물 섞어주세요.レバーと軟骨を混ぜてください 간하고 오드득뼈 섞어주세요.
スンデグクが個人的にはお勧め!
スンデは、私も韓国で時々食べますが、誰かとシェアして食べることが多く、一度にそんなに食べることはあまりありません。個人的にお勧めしたいのは、スンデ入りの白スープ料理であるスンデグク(순대국)です。
スンデと内臓部位の一緒に出てきますが、お店によってスンデだけ(순대만)と言って注文することもできます。
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