和談の森(화담숲/ファダムスプ)は、ソウル近郊の京畿道・広州市にある樹木園で、紅葉の名所として知られています。
韓国の携帯電話番号で入場チケットを事前購入する必要があるため、在住者向けのスポットです。電車やバスなどの公共手段は乗り継ぎが大変なため、車で行ける方は車で行くのがお勧めです。
【目次】
和談の森(화담숲/ファダムスプ)はどんなところ?
ソウル近郊の京畿道・広州(광주/クァンジュ)市にある樹木園で、ゴルフ&スキーリゾート「昆池岩(コンジアム)リゾート」に位置しています。LGグループによって2013年に正式オープンしました。この樹木園の入口は、スキー場のゴンドラで登っていき、降りた場所にあります。このため、冬季は樹木園は閉園し、スキー場が運営されています。
樹木園は、徒歩で散策できるように整備された1周2,3時間ほどのコースです。コースに沿って小高い山を登っていき中間地点で折り返して降りてくるので、見晴らしの良い山の景色や、区画ごとにさまざまなテーマの木々や花々を楽しむことができます。
紅葉の名所ですので、10月末から11月中旬ごろが見ごろです。ただし、入場チケットはスマホやインターネットで事前購入が必要で、紅葉シーズンはすぐ売り切れてしまうので、チケットの確保がなかなか大変です。
和談の森には、ソウルからバスなどを乗り継いで行くこともできますが、基本的には車で行くのが便利で、特に在住者にお勧めです。
なお、「和談(ファダム)」という名前の由来は、LGグループ3代目会長・具本芝(ク・ボンム)の号から付けられたとのことです。
和談の森のまとめ
和談の森に行く前に知っておきたいこと!
①事前予約制で、繁忙期の予約は大変!
和談の森は、美しい自然環境を保護するために入場者数を制限しており、入場チケットは事前予約制で購入する必要があります。チケットは公式サイト(リンク)の「オンライン予約買い(예매)」から韓国語で購入可能ですが、韓国の携帯電話番号で認証して購入手続きに進むため、韓国在住者でないと購入は難しいようです。
紅葉シーズン(10月下旬~11月中旬)のチケットはすぐ売り切れるため、購入するのが簡単ではなく、このため、公式サイトで1か月前(9月下旬)頃に売り出す日時が告知されるようです。
売り出した瞬間に公式サイトにアクセスが集中して順番待ちになり、私も数十分待ってようやく残っていたチケットを購入した経験があります。特に土日祝日のチケットから売り切れてしまっていました。
②徒歩2、3時間のコースで、ベビーカーでも散策できる
和談の森は入口から入場すると、山中にある園内をコース沿いに徒歩で登っていき、折り返し地点で降りてくるようになっています(園内地図)。約5万坪の広大な敷地は16のテーマゾーンに分けられ、約4,300種もの国内外の植物が鑑賞できます。
階段なしで歩けるように整備されているので、小さい子供を連れの方もベビーカーで移動できるようになっています。ところどころにある階段は近道をしたい人向けです。
③食べ物の持ち込みは禁止!
飲み物とお菓子類以外は、園内への持ち込みは禁止と案内されています。その他にも飲酒や喫煙、植物の採取、レジャーシートやテントの設置、ペットの入場など禁止されている事項がありますので、マナーを確認の上で入園しましょう。(リンク)。
④ミニモノレールは乗らなくていい?
ミニモノレールは園内を1周することができ、園内に乗車駅が3か所あります。乗車券を売れ残っていれば、事前に購入して当日の指定時間に乗ることができます。当日券も売れ残っていれば購入可能です。
ただし入場券以上にミニモノレール乗車券を購入するのが困難で、紅葉シーズンのミニモノレールの乗車はあきらめた方が良さそうです。
また、和談の森は徒歩で歩き回って木々や景色を眺めるのが基本だと思います。ミニモノレールは乗ることにこだわることはなさそうですね。
⑤周辺の飲食施設は?
和談の森は、園内での食事は禁止されていますが、入場ゲート近くに食事をする場所があります。和談の森の周辺にも、飲食施設がありますので、そちらで食事をすることができます。
参考:コネスト(リンク)
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