日本で公共放送といえばNHKですが、韓国ではKBS(韓国放送公社)がそれに該当します。かつて韓流ブームの火付け役となった韓国ドラマ『冬のソナタ』は、KBSのドラマになります。

今回の記事では、KBSがどんな放送局なのかを簡単にまとめながら、KBSの長寿番組を5つほど紹介したいと思います。


KBS(韓国放送公社)とは?

もともとKBSの前身は、日本統治時代に設立された社団法人「朝鮮放送協会」であったようです。1945年の終戦後、その名称が「ソウル中央放送局」に変更され、大韓民国の建国によって放送局が国営化されました。

その後、1961年に地上波テレビ放送が開始され、1973年に現行の公営放送「KBS」となったようです。

続く1980年、全斗煥政権による「言論統廃合」政策によって、多くの民放各社がKBSに統合されました。このことにより、KBSは公営放送でありながらも広告収入も認められるようになっています。

現在、KBSの韓国国内向け地上波テレビチャンネルは、次のものがあります。
  • KBS第1テレビジョン(KBS 1TV)
  • KBS第2テレビジョン(KBS 2TV)

なお、教育放送は、KBSから分離して韓国教育放送公社(EBS)へと移管されました。 




KBSの長寿番組を5つほど紹介!

私は、2003年末頃に韓国に来ましたが、その前から放映されていたKBSの長寿番組の中から5つほどを、今回、以下に紹介します。

全国のど自慢(1980年11月9日スタート)

全国のど自慢(전국노래자랑)は、NHKのど自慢とよく似た番組であると言ってしまえば、番組の説明はあまり必要ないと思います。

ただし、KBSの全国のど自慢は、基本的に屋外収録。冬場のみ屋内で収録を行うようです。

番組の司会者の方は、いつも決まったハラボジ(おじいさん)が出てきます。今回知らべてみたら1988年以降、ほぼずっと司会をしている宋海さんという方でした。

KBS 1TVで毎週日曜日午後0時10分から70分間の放送です。

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朝の庭(1991年5月20日スタート)

朝の庭(아침마당、アッチムマダン)は、ゲストを招き日常生活を話題として、司会者と話を繰り広げるライブ・トーク番組です。

平日朝の時間帯の放送だけに、主婦を対象とした落ち着いた番組内容になっているようです。残念ながら、私が見ることはまずない番組ではありますが…。

KBS 1TVで毎週平日午前8時25分から約1時間ほどの放送です。ただし、金曜日は、大田、大邱、釜山、光州で独自の地方放送をしているようです。

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TVショー珍品名品(1995年3月5日スタート)

TVショー珍品名品(TV쇼 진품명품)は、民間に埋もれている韓国の文化財(骨董品)を発掘し、その価値を調べるという、テレビ東京の「なんでも鑑定団」のような番組です。

今までの鑑定の最高価格は、2015年5月24日放送の大東輿地図の彩色本(대동여지도 채색본)、つまり韓半島の古地図であったようです。25億ウォンという鑑定結果でした。

KBS 1TVで毎週日曜午前11時から1時間の放送です。

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挑戦!ゴールデンベル(1998年10月16日スタート)

挑戦!ゴールデンベル(도전! 골든벨)は、100名程度の高校生が参加するクイズ番組です。

50個の問題が次々と出され、参加者は解答をボードに書いて頭の上に掲げ、間違えた参加者は脱落していきます。もし最後の問題に解答できたらゴールデンベルを鳴らすことができます。

韓国語のクイズ番組は、外国人が見るにはレベルが高いというのが難点ですね。

KBS 1TVで毎週日曜午後7時10分から1時間の放送です。

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ギャグコンサート(1999年9月4日スタート)

ギャグコンサート(개그콘서트)は、出演芸人(개그맨、ギャグマン)たちが観客の前でショートコントを繰り広げるお笑い番組です。

日本の漫才のような言葉だけのものではなく、言葉と身体の両方を使ってアクティブに表現するお笑いが多いです。いったんその笑いの味がわかると、ハマってしまうかもしれません。

ただ近年は、番組の人気が落ち込んでしまいました。かつての人気ギャグマンたちが番組を盛り上げようと、再び番組出演する動きもみられるようです。

KBS 2TVで毎週金曜午前8時30分から80分間の放送です。

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いかがでしたでしょうか。

他にもKBSの長寿番組はありますが、今回は私の趣味で紹介させていただきました。

KBS Worldの番組編成については、今回しっかり確認できていませんが、また後日、調べてみたいと思います。




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