韓国には、韓国の演歌である「トロット(트로트、트롯)」という歌のジャンルがあります。

けれど、私はトロットと言われても、あまり良く知りませんでした。ところが、韓国では今、トロット歌手オーディションの人気テレビ番組が放映されていて、トロットが相当のブームになっています。

そこで、今回はトロットについて少し調べてみました。それと、こんな私でも、以前より好きなトロットの曲があり、それが『無条件』です。日本人にもけっこう知られた曲ですが、この際、一緒に紹介してみたいと思います。


2005年の国民的ヒット曲『無条件』


トロットというジャンルは、韓国の演歌で、もともとは日本の演歌から派生したものだと説明されています。ただし、トロットという名前自体は、欧米のダンス曲の1つであるフォックス・トロット(foxtrot)から取られたようです。

私のイメージでトロットは、日本の演歌よりテンポが速く、曲調はリズミカルで、少し滑稽な印象があります。

その中で、私もよく知っているトロットの代表曲は、2004年にヒットした『オモナ(어머나)』と、2005年発売の朴尚哲(パク・サンチョル、박상철)の『無条件』です。もし聞いたことがない方は、是非この機会に聞いてみてもよいと思います(記事の最後にリンクあり)。

私が好きなのは『無条件』の方で、韓国語では「ムジョッコン(무조건)」と言います。その歌詞の出だしは次のとおりです。

無条件 無条件だー
(무조건 무조건이야ー)

IMG_0997


それで何が無条件なのかといえば、君への愛に条件などないという熱い歌詞の内容になっています。僕のことを君が呼んだら、昼でも夜でもいつでも、太平洋も大西洋もインド洋も越えてどこへでも、君のもとへ駆けつけるという、超ストレートな歌詞です。

メロディはテンポが良くて耳に残りやすく、歌詞はとても印象的で覚えやすく、歌い方も独特で、聞いていると楽しくなります。韓国では、子供までも知っている国民的なヒット曲になりました。

歌手のパク・サンチョルさんは、韓国江原道三陟市という田舎の出身の方で、1993年、そして1999年に2度にわたり、KBS全国のど自慢で最優秀賞を獲得し、2000年にデビューしたのだと言います。

心に抱いてきた歌手の夢を実現した方なんですね。

ちなみに、この歌の歌詞の1番と2番は全く同じなので、韓国語学習者にとっても覚えるのにお勧めです。韓国では知らない人はいないので、何かの機会にノレバンで歌を披露すれば、韓国人に受けること間違いなし!と思います。



最近、韓国でトロット旋風が吹いている!


2019年にテレビ放映された『ミストロット』、続く2020年1月スタートの『ミスタートロット』というオーディション番組(リンク)が大ヒットし、現在、韓国は、第2のトロット全盛期を迎えているといいます。

シーズン1の『ミストロット』で厳しい審査をくぐり抜けて優勝したのは、ソン・ガインさん。そしてシーズン2では、新しい男性トロットスターの誕生になるかもしれません。


IMG_0998

トロットの歴史を少し調べてみると、第1のトロット全盛期というのは、1950年代中盤にトロットが大衆化した頃に始まり、1960年代の頃までのことのようです。1970年代からは、フォークソングを始め様々なジャンルが流入してトロットは主流ではなくなり、1990年頃には急激に衰退したとのことです。

2000年代に、上述した『オモナ』がヒットした頃から息を吹き返し、最近のトロット・ブームに至っています。

トロットは、韓国の歌のジャンルだと思っていましたが、今後、大きな発展を遂げて、世界進出なんてことはあり得るのでしょうか?!




ランキング参加中です↓。ポチっとして頂くと嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へ
にほんブログ村


動画へのリンク