今年2020年のオリンピックは延期となってしましましたが、韓国と言えば、アーチェリーの強豪国として知られています。

そこで、早くオリンピックが開催されることを待ち望みつつ、今回は韓国のアーチェリーが強い理由についてまとめてみました。

オリンピックでの韓国のアーチェリーの成績は?


韓国のアーチェリーは、ロサンゼルスオリンピック(1984年)の頃から急激に強くなったと言われます。それもそのはず、当時、韓国はソウルオリンピック(1988年)に向けて、様々な競技の選手育成に力を入れていました。

ソウルオリンピックからアーチェリー団体戦が開催されるようになりましたが、これまで韓国は極めて優秀な成績を継続して残してきました。

これまで8度の団体戦で、男子は金5、銀1、銅1の計7回のメダルを獲得しています。女子については、何と8回連続で金メダルを獲得していて、もう無敵状態です。

これらと同じ大会の8度の個人戦においても、男子は金2、銀3、銅1の計6個のメダルを、女子は金7、銀4、銅3の計14個のメダルを量産しており、最もメダルの獲得数が多い国になっています。

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韓国のアーチェリーが強い理由5つ!


1. 大韓アーチェリー協会と現代グループによる経済的支援

韓国のアーチェリーの歴史は、そのまま大韓アーチェリー協会の歴史であると言って過言ではありません。大韓アーチェリー協会は、アーチェリー競技の普及と発展のために、1983年3月に設立されました(公式サイト(韓国語))。

そして現在まで、大韓アーチェリー協会の歴代会長は現代(현대、ヒョンデ)グループから就任されており、これまで多額の経済的な支援がなされてきました。

現代グループは、韓国政府が1980年代にソウルオリンピックで韓国が好成績を収めるために有力企業に協力を求めた中、その対象の競技としてアーチェリーを選んだのだと言います。


2. 幅広い世代にわたる競技環境の充実

韓国がアーチェリー選手の強化を図るとしても、それが特定の世代のみを対象とするものだとしたら、数十年にわたり継続的に強豪国でいることは難しいと思います。

韓国では、小学校から社会人に至るまで数多くのアーチェリークラブやチームが存在し、多くの選手やコーチを受け入れることができると言います。

小学生で百数十のクラブが存在し、年齢が高くになるにつれ数は減りますが、大学・社会人でも各30チームほどが存在するとのことです(参考リンク)。


3. 年齢別の体系的な育成体制

韓国では、アーチェリー選手の育成のために、小学生の頃から科学的プログラムに沿った基礎技術を徹底して教えていると言います。

たとえば、選手が矢を放つ基本フォームをしっかり身につけるため、年齢ごとに弓の強さや的への距離を変えているのだそうです。小学生や中学生はまだ腕力が弱いため弓として弱いものを使い、的への距離も短くして、矢を放つフォームが崩れないようにしています。


4. 国内の過激な競争

韓国出身で日本に帰化したアーチェリー選手に早川浪選手がいます。彼女は、韓国での競争漬けのアーチェリー生活に疑問を感じ、競技を辞めたのだそうです。その後、母のいる日本に移住して再びアーチェリーを始め、北京オリンピックでは日本選手として個人6位に入りました。

韓国でのアーチェリー選手の競争は非常に激しく、韓国代表になるのはオリンピックで金メダルをとるよりも難しいとも言われています。

そうした中で鍛えられた選手がオリンピックに出場することになるわけです。


5. 専門的な心理訓練

アーチェリーは選手のメンタルの状態が競技結果に大きな影響を与えます。オリンピックともなれば、風や照明などの環境のほかにも、たくさんの観客や大会独特のプレッシャーも受けることになります。

韓国のアーチェリー代表チームは、シドニーオリンピック(2000年)の時から心理訓練プログラムを導入して、競技に勝てる心理状態を維持しているとのことです。

さらに、オリンピックには専門の心理コーチが選手団に同行して、選手からの心理相談を受けています。




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