済州島(チェジュド)は、韓国の中でも大人気の観光地で、休日にはたくさんの人が訪れるだけに、数多くの観光スポットが島全体に広がっています。このため、済州島を訪れる前には、どこをどのように回るか、あらかじめ旅行計画を立てておくことが大切です。今回の記事では
韓国旅行・観光
ソウルの西の離宮「慶熙宮」の歴史と魅力は?観光する前に知っておきたいこと。
「光化門・市庁エリア」 慶熙宮(경희궁、キョンヒグン)は、韓国ソウルにある5大王宮の1つで、李氏朝鮮時代(1392年~1910年)の後期に李朝の王たちにより西の離宮として使われた宮殿です。現在の慶熙宮は、ソウル市による宮殿跡地の発掘調査を経て、2002年に正殿一帯を復
李朝末期の高宗の願いが宿る「徳寿宮」を解説!
「光化門・市庁エリア」 徳寿宮(덕수궁、トクスグン)は、19世紀末の李朝末期の時代、朝鮮第26代王である高宗(고종、コジョン)が建国した大韓帝国の歩みとともにあった王宮です。このため、この王宮の敷地内には近代建築の建物が残り、ソウル市内の他の王宮とは異なる独
なぜ江華島は歴史的な島となったのか?歴史的な観光スポットも6つ紹介!
江華島(강화도、カンファド)と言えば、1876年に日本と朝鮮が日朝修好条規(江華島条約)を締結した場所として有名です。それは、当時の朝鮮王朝を開国させた条約でありながら、朝鮮側が不利な条件の不平等条約であったとして将来の禍根を残すことにもなりました。現在の
釜山の歴史は?その歴史を知るためのスポット4つも紹介!
釜山(부산、プサン)は、韓国の近代化とともに成長した、人口350万ほどの規模を誇る韓国第2の都市です。南東の海に面した海の玄関として韓国一の貿易港を抱えています。それだけ日本までの距離も近く、歴史的に日本と深い関係を有しています。今回は、釜山の歴史をまと
復元された「清渓川」の今と昔。清渓川博物館も紹介!
「光化門・市庁エリア」 ソウル市内を流れる川と言えば今でこそ漢江(ハンガン)ですが、李氏朝鮮の時代(1392年〜1910年)、その首都・漢城(現ソウル)を流れる川は清渓川(청계전、チョンゲチョン)でした。現在のソウルの中心部を流れる清渓川は、今でこそきれいに整備され
ソウルから高速バスに乗る際に知っておきたいことを解説!高速バスでどこへ行ける?
韓国のソウルからは、韓国の地方各地へと高速道路で向かう高速バスが出ています。ソウル市内には4つの高速バスターミナルがありますが、そのうち主要な2つは、江南エリアの高速ターミナル駅にあります。ただ高速バスは、韓国高速鉄道である『KTX』に比べると、乗り方が
正祖が造った城郭都市「水原華城」とは?観光に行く前に知っておきたいことを紹介!
ソウルから南へ電車で1時間ほどの水原(スウォン)市には、朝鮮王朝後期に造られた都城「華城(ファソン)」があります。その城郭は全長5.7kmであり、城郭に沿って歩くことができます。世界遺産に登録されているだけあって、観光地として優れた建築美を備えているだけでなく
「昌慶宮」は昌徳宮につながる東向きの王宮!
ソウルにある5つの王宮の中で昌徳宮(チャンドックン)の陰に隠れて、行かずじまいになりやすい宮殿、それが昌慶宮(チャンギョングン)かもしれません。もともとは、正宮の景福宮(キョンボックン)に対して、東方の離宮として昌徳宮が作られ、さらにその東隣りに造られたの
仁川の開港期と都市形成の時代 〜仁川の「開港場」に行く前に知っておきたいこと!〜
仁川(インチョン)といえば、仁川駅のすぐ東側にある中華街、チャイナタウンが有名です。けれど、約130年前に思いを馳せてみると、その一帯は、仁川が開港し、その直後から日本人や外国人が住み始めた租界でした。現在、「開港場」と呼ばれるこの租界エリアは、当時の近代建
高麗時代の王都「開城」の今と昔。知っておきたい7つのこと!
高麗時代(918年〜1392年)のことを知るためには、高麗の首都があった開城(개성、ケソン)に行ければよいのですが、残念ながら、現在、北朝鮮にある開城への観光は中断されています。開城市は、北朝鮮南西部の黄海北道にある人口約30数万人と言われる中核都市です。かつて
漢江に架かる最初の橋「漢江鉄橋」と「漢江大橋」!新しい観光スポットも紹介!
ソウル市内を東西に横断する大河、漢江に最初に架けられた橋をご存じでしょうか?それが今回紹介する「漢江鉄橋」と「漢江大橋」です。漢江の橋を代表するかのような名前を付けられたこの2つの橋は、かつて、漢江を渡るための唯一の橋として歴史的な役割を担ってきまし
江原道の湖畔の街「春川(チュンチョン)」に行く前に知っておきたいこと!
春川(チュンチョン)は、ソウルと京畿道(キョンギド)の東、江原道(カンウォンド)の中心都市です。2003年にドラマ『冬のソナタ』が日本で放送され、そのドラマのロケ地となった春川を、たくさんの日本人観光客が訪れました。現在では高速道路や高速の鉄道も開通しており
「KTX」に初めて乗る前に知っておきたいこと!
韓国の新幹線と言えば、その名は「KTX」です。ソウルや釜山から地方へ行くのに利用する方も多いでしょう。しかし、KTXをはじめて利用する方にとっては、いろいろと不安になることもあると思います。そこで今回の記事では、KTAの手引き的な内容をざっくり要約してみました
ソウルの王宮の本当の実力者は「昌徳宮」!
ソウルには、李氏朝鮮時代に造られた5つの古宮があります。その中で、おすすめ観光スポットの最有力が景福宮であるとしたら、次点は昌徳宮(창덕궁、チャンドックン)といえるかもしれません。自然豊かな韓国唯一の宮廷庭園として有名であり、ユネスコ世界文化遺産にも登
ソウル圏の水道水はどこから来ているのか?ソウル市の水質管理と水道博物館についても紹介!
韓国の水道水は安全だと聞きますが、水道水をそのまま飲んでいる人を見たことはありません。実際、わが家でも飲み水には浄水器を使っています。そこで今回、ソウル圏の上水道の水源や水質管理がどうなっているのか、簡単に調べてまとめてみました。ついでに、ソウルの東
韓国第3の都市「大邸(テグ)」に行く前に知っておきたいことを紹介!
今年は大変な年になって、韓国でも大邱(대구、テグ)で新型コロナウイルスの大規模感染が発生し、大きな騒ぎになってしまいました。大邸には、近年、日本からの観光客も増えていると聞きます。そこで、今回の記事では、観光資源や食べ物も豊富で、市外との交通アクセス
ソウルの旧名「漢陽」と「漢城」の意味をご存知ですか?
韓国の首都は言わずもがな「ソウル」です。けれど、李氏朝鮮時代までは「漢陽(ハニャン)」とか「漢城(ハンソン)」と呼ばれていたことをご存じでしょうか。なお、韓国併合の時代には「京城(ギョンソン)」と呼ばれていました。「漢陽」や「漢城」という名称や、現在でも
漢江の奇跡の立役者、朴正煕大統領を追う
どうも!ほわやんです。今から65年ほど前、日本に1950年代後半から高度成長期があったように、韓国も日本から10年ほど遅れて高度成長の時代が始まりました。この時代は、俗に漢江(ハンガン)の奇跡と呼ばれています。そして、この成長の時代を牽引したのが朴正煕大統領(1
ソウル観光の定番「景福宮」に行く前に知っておきたいこと!
「光化門・市庁エリア」 ソウル観光の定番コースといえば、ソウル最大の古宮である景福宮(キョンボックン、경복궁)は欠かせないでしょう。しかし、景福宮は朝鮮王朝を代表する宮殿として、今でこそ堂々とした姿をしていますが、李氏朝鮮500年の歴史の中で失われていた期