『大風水』(2012年)は、李成桂(イ・ソンゲ)が高麗の武将として活躍し、その後、朝鮮王朝を建国するまでの時代を舞台にした歴史フィクションドラマです。このドラマの題名からわかるように、第一話から最終話まで風水地理思想がテーマとして貫かれており、劇中では架空の
高麗
ドラマ『六龍が飛ぶ』の見どころをわかりやすく解説!~李朝を建国した6人の英雄伝~
『六龍が飛ぶ』(2015年)は、高麗王朝の末期において、イ・バンウォン(後の李朝第3代王・太宗)を中心に描かれる朝鮮王朝の建国ストーリーと、その建国の立役者たちの人間模様を描いたファクション要素の強い長編大作ドラマです。かなりぶっ飛んだ演出を凝らした剣技アクシ
李朝の国の礎を築き上げた第3代王・太宗「李芳遠」の物語
李氏朝鮮の建国から8年。李朝初期の混乱期の中で王位継承を巡る骨肉の争いを最終的に勝利した第3代王が李芳遠(이방원、イ・バンウォン)であり、太宗(テジョン、在位1400年~1418年)とも呼ばれる人物でした。政権を揺るがす対立勢力をことごとく排除し、王権を強化して、
なぜ江華島は歴史的な島となったのか?歴史的な観光スポットも6つ紹介!
江華島(강화도、カンファド)と言えば、1876年に日本と朝鮮が日朝修好条規(江華島条約)を締結した場所として有名です。それは、当時の朝鮮王朝を開国させた条約でありながら、朝鮮側が不利な条件の不平等条約であったとして将来の禍根を残すことにもなりました。現在の
朝鮮王朝の建国者「李成桂」を知るための6つのポイントをわかりやすく解説!
李氏朝鮮(1392年〜1910年)を建国した朝鮮王朝の初代王は、李成桂(이성계、イ・ソンゲ)です。太祖(テジョ)とも呼ばれます。朝鮮王朝の成り立ちを知るためには、李成桂を知る必要があると思います。そこで、今回の記事では、李成桂についてわかりやすくまとめてみました
高麗時代の王都「開城」の今と昔。知っておきたい7つのこと!
高麗時代(918年〜1392年)のことを知るためには、高麗の首都があった開城(개성、ケソン)に行ければよいのですが、残念ながら、現在、北朝鮮にある開城への観光は中断されています。開城市は、北朝鮮南西部の黄海北道にある人口約30数万人と言われる中核都市です。かつて